楽しきゃいいじゃん♪　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『濱ホル・たんと』～部長の巻～

愛知県犬山市にある
京都大学霊長類研究所で
2006年に、チンパンジーが脊髄炎を発病した。

そのチンパンジーの名をレオといい、
首から下が麻痺して動けなくなった。

食欲は落ち、点滴と水分で栄養をとり、寝たきりの状態だ。
床ずれもひどい状態である。

５７キロあった体重は３５キロまで落ち、
ほとんど骨と皮だけで見ているのが痛々しい。

ところが、首から上はまったく元気で、
落ち込んでいる様子はない。


霊長類研究所の松沢哲郎所長は言う。

「チンパンジーは明日のことをくよくよ考えないからだよ」

～～～
日経新聞に2010年に掲載された記事で、
「なぜ、人間だけが絶望するの？」
という見出しで掲載されていたそうです♪

チンパンジーは今を生きています。
でもきっと、未来を想像する力はないのかもしれない。
人間は、未来を想像する力がある。
だから、絶望も不安になることもある。
未来を想像する力がある。
だからこそ、
飛行機も電車も携帯電話もパソコンも作ることができた。
未来を想像する力、過去を思い出す力、
だからこそ、きっと色んな感情も出てくるのだと想う。

人の痛みも、嬉しさも、悲しさも、喜びも
わかるんだと思う。

～～～～～
人生とは、
自分を創造することだ。

（ジョージ・バーナード・ショー）